地震、台風…、万が一への備蓄品を見直そう!

ライフハック
この夏休み、アウトドアレジャーや旅行を楽しみにしていたところへ、南海トラフ巨大地震臨時情報発令。そして、終盤には、台風10号の襲来…。せっかくのおでかけ予定がパーになり、がっくり来た方も多いのではないでしょうか? しかし、この異常事態は万が一への備えを振り返るチャンス。地震が来て物資の入手が困難になった時、台風で電気が使えなくなった時、自宅の備えは万全かどうか確認してみませんか?

食べ物・飲み物などは、 ローリングストック法で確保を!

『首相官邸』によれば、電気やガス、水道などのライフラインが止まった時を想定して防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用している食品を備蓄することをおススメしています。 例えば、いつもよく食べるレトルト食品や缶詰を非常用に常備し、食べたら追加しておくだけでも、万が一の備えになります。 備蓄のコツ
    1. 普段食べている食材を多めに買って、備えておく
    2. 普段の食事で食べる
    3. 食べたら必ず買い足して、補充する
このように、蓄える→食べる→補充することを繰り返し、一定量の食べ物を常に備蓄できるようにすることを、ローリングストック法と言います。いつも食べているものがそのまま非常食として活用できるので、緊張感を和らげる効果もあると言われています。

美味しさ&機能性にこだわった キャンプ飯は備蓄品にも最適。

最近はキャンプやバーベキューを楽しまれるご家庭も増えています。そんなアウトドアレジャーがお好きな方は、キャンプ飯のレトルト食品で備蓄していくのもおすすめです。何年も食べずに保管期間ギリギリで消費するように食べるより、お出かけのたびに新しいキャンプ飯を購入しておけば、習慣的に備蓄することができます。しかも、いろんな味を試してみる楽しみも増えて一石二鳥。食べようと思ったら、消費期限を過ぎてしまってた! なんてことにもならず、万が一の時にも安心ですよ。

備蓄量は1人あたり3日間分、 大規模災害想定なら7日分をめやすに。

では、一体何日分の備えが必要なのでしょうか? 一般的には1日あたり3日間分の備蓄品が推奨されています。しかし、これまでに発生した大災害を振り返れば、発生から復旧まで1週間以上かかることも多く、また、流通経路が寸断されて品物が店頭に並ばないなんてことも多々あります。 大規模災害の発生を想定するなら、生活用品は約1週間分を用意するのが望ましいと言われています。 水道水は塩素で消毒されているため、常温で3日間ほどの間であれば飲料水としての使用が可能と言われています。水道水を入れたポリタンクを用意して、平常時は花の水やりなどに使用して常に新しい水が備蓄されているよう工夫したり、ウォーターサーバーをリースしたりして、ローリング法を意識して水を確保しておくと良いでしょう。 なお、ポリタンクは、後日、給水所に水をもらいに行くことを想定し、タイヤのついているものが便利。不透明な色のものを選ぶと、タンク内に藻が発生するのを抑えることもできて衛生的です。 ウォーターサーバーはレバー式やコック式であれば、停電時でも水を出すことができます。電気で稼働するタイプのものは使用できないことがありますので、ご注意ください。
飲料水 1人1日3リットル×3日分
非常食 3日分 ごはん(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
備蓄量のめやす
また、飲料水とは別に、トイレに流したり汚れた物を洗うための生活用水も必須となります。お風呂の水を張っておくなどして備えておくようにするのもいいですね。

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最低限の生活用品を車載しておくと ちょっとした万が一にも安心。

食料・飲料水の他にも、トイレットペーパー、テッシュペーパー、携帯トイレ・簡易トイレ、マッチ、ろうそく、カセットコンロなどの生活用品もあると安心です。 私の子どもが幼いころは、「お出かけ先で被災した場合に1日だけでも持ちこたえられること」を想定し、自家用車にリュック1つ分に入る災害用品と寝袋を積んでありました。リュックの中身を決める際には、「登山に行って帰り道が分からなくなった方が生還する」というシチュエーションを想定して、整えました。外気から体温が奪われるのを防ぐエマージェンシーシート、タオル、肌着、それから、簡易トイレ。これは、高速などでサービスエリアを過ぎた途端、 「トイレ行きたい!」 なんてシチュエーションへの備えにもなります。※我が家では幸いそのシチュエーションで活用することはありませんでしたが…。 そして、お出かけの時には、必ずペットボトルの水とお菓子や飴を持参していくようにしていました。雨風を何とかしのぎ、飴やチョコで飢えをしのいで生還する…、そんな場面が思い浮かぶかと思います。

まとめ

万が一、万が一、と考えると、不安でいっぱいになってしまうかもしれませんが、いまはオシャレで機能的なキャンプグッズもあるので、それらを活用して備えておくこともできます。使い慣れたいつものグッズが万が一に活用できれば、慌てることなく、緊急時の緊張感も和らげてくれるかもしれません。これもひとつのローリングストック法と言えますね。ぜひ、ご家族で楽しく、機能的に備えてみて下さいね。 参考 政府広報オンライン 首相官邸 災害時に備えた食品ストックガイド
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